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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110803_01.htm

河北春秋 1件の重大事故の背後には軽微なトラブルが29件、ヒヤリ体験が300件あるというハインリッヒの法則。こうも翻案できよう。小さな失敗を隠すか放置すればツケは300倍に膨らむ▼放射性セシウムの汚染問題がそうだ。放射性物質の拡散を地図で予測する「SPEEDI」のデータを当初、公開しなかったことが響く。その後も対応が遅れ、詳細な土壌汚染地図はまだない

 ▼水田は秋の収穫後に耕起し、春に再度、通水後にも耕して苗を植える。水田が汚染されていれば、農家は表土にとどまるセシウムをすき込まないだろう。ただし、汚染を知っていればだ▼農水省は本年産米のセシウム検査の実施を決め、具体的な検査方法を今週中に各自治体に指示する。高濃度の検出が危惧される地域で重点的に行い、コメの収穫前と出荷前の2回、検査するという

 ▼肉牛などの放射性物質の検査で、検査機関は既に手いっぱいの状態だ。国の初期対応のまずさが「300倍のツケ」に姿を変え、膨大な作業量になったが、やらなければならない▼「社会がパニックになることを懸念した」。SPEEDIの情報を公開しなかった理由を聞かれ、細野豪志原発事故担当相が語った言葉が忘れがたい。この社会にそんな心配は無用だ。正確な情報を迅速に公開すればの話だが。

2011年08月03日水曜日
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