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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110803ax

北斗星(8月3日付)
 「東日本大震災の被災地を応援するちょうちんを掲げては駄目だろうか」。ある町内から秋田市竿燈会に6月ごろかかってきた問い合わせの電話が始まりだった

▼同会が快諾するや、その輪は大きく広がった。きょう3日から6日まで行われる竿燈まつりで、「がんばろう東北」のちょうちんを下げた大若が約60本上がる。竿燈の背骨ともいえる親竹を挟んで2列、計14個のちょうちんに1文字ずつ大書きするのが基本形

▼ちょうちんのデザインを「七夕」の文字や町紋、町名に限るとする原則には反するが、問題なし。戦時中に中断した竿燈は終戦の翌年、差し手が足りず材料も満足に調達できない中で復興の願いを込めて復活を果たした。当時の思いにも通じる今回の英断だ

▼技を競う日中の妙技会は伝統回帰の方向が鮮明だ。はやし方は派手なパフォーマンスがマイナス評価となる。差し手の個人と団体の規定は、最も難しい「腰」の演技終了後も差し手自身の手で竿を外すよう内容が見直された。竿燈本来の美学を継承するためだ

▼一方で夜のまつり本番はショーアップの色彩を濃くしている。演技中に竿からメッセージを伝える垂れ幕を下ろしたり、紙吹雪を散らしながら演技をしたり。鍛えられた技を背景に「見せる竿燈」が展開される

▼まつり期間中、実行委員会の招待で訪れる岩手と宮城の被災者ら1600人余の目に、復興を祈る光の稲穂はどう映るだろう。伝統の技と力に思いやり。今年の竿燈もいなせだね。

(2011/08/03 09:41 更新)
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2011.08.03 Wed l メディアリテラシー l top
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