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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110731_01.htm

河北春秋 岩手県の地域医療の柱は県立病院が担っている。20病院、5地域診療センター(診療所)は公立としては全国最多。医療過疎を県が補う形だ▼深刻な地域の一つが三陸だった。東日本大震災は、その脆弱(ぜいじゃく)な地を直撃した。高田病院(陸前高田市)は津波で建物全体が浸水、大槌(大槌町)、山田(山田町)両病院も半分以上が水に漬かり、いずれも使用不能になった

 ▼3病院とも仮設診療所を設け最低限の診療を開始しているが、入院機能は失われたまま。特に厳しいのが、街全体が壊滅的被害を受けた陸前高田市だ。市中心部の開業医もほとんど流失した。市民が高田病院の早期再建にかける期待は大きい▼県は2009年4月、医師の過酷な勤務環境を改善し医師不足に歯止めをかけるため、五つの地域診療センターの入院ベッドを廃止した。このため、陸前高田市では「病院が再建されてもベッドがなくなるのでは」との不安の声が上がっている

 ▼地域医療全体を守るためにやむを得ない合理化もあろう。だが、越えてはならない一線がある。被災に打ちひしがれている人々の命を守るのは最たるものだろう▼岩手の県立病院は昭和初期、医業が成立しない農山村で相互扶助を目的にできた協同の医療施設が源流にある。復興に当たって、その理念が試されている。

2011年07月31日日曜日
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