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 小松左京さんが亡くなった。SF作家であると同時に、「予言者」でもあった。1994年に旧新井市で開かれたシンポジウムの記念講演で、雪国の将来を熱く語っている
▼-雪が水資源である以上にエネルギー資源であることを意識してほしい。雪国から見た地球のあり方、先人の技術、精神は地球の未来を考える上で重要だ-
▼17年前なのに、雪冷房システムなどが注目を集めている現在を見通していたかのような的確なアドバイスである。小松さんの作品は単なる空想ではなく、確かな地球科学の知識に裏打ちされていた。だから説得力があり、多くのファンを引き付けた
▼阪神大震災では、大阪府箕面市の自宅の庭で灯籠が倒れた。テレビで見た神戸市などの惨状に衝撃を受け、被災地を歩き回りながら多くの人に会い、復興や防災のあり方を考え続けた
▼2000年には新発田市で開かれた防災フェスティバルに招かれた。時間帯や曜日、季節など想定を変えながら、家庭内や地区単位でシミュレーションをやれば緊張感が出るのではないかと、具体的に提唱している
▼2004年に宇宙科学者の松井孝典・東大教授と「地球号の新未来図」をテーマに対談した際の小松さんの言葉も印象深い。「地球にはまだまだ知らないことがいっぱいあるんだから、地球を知るために軍備にかける金を回したら、というのがぼくの考え方なんだ」。小松さんは根っからの関西人らしく、権威を嫌い、本音で生きてきた。東日本大震災の復旧・復興へ向けた率直な助言が聞きたかった。
新潟日報2011年7月29日
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2011.07.29 Fri l メディアリテラシー l top
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