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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004314051.shtml

正平調
2011/07/29
本紙記者が訪ねると、作家の小松左京さんは高層ビルの一室で待っていた。手にはシェリー酒。眼下に広がる大阪の街。映画の場面のような出迎えである◆しゃべりだしたら止まらない。一つのことを聞くと、まず歴史をひもといた。話は宇宙にまで広がる。博覧強記。縦横無尽。そんな言葉が浮かぶほど、知識の豊かさと発想のしなやかさを感じさせる人だった◆阪神・淡路大震災について聞いたときも、阪神大水害や神戸大空襲から語り始めた。幼いころに西宮でどちらも体験している。神戸は旧制中学校時代を過ごした「魂のふるさと」でもある。それだけに、地震の惨状が悔しかったのだろう。「何度も壊滅的な被害を受けた経験が眠ってしまっている」。自戒とも取れる言葉を繰り返した◆高速道路が倒れ、ビルが傾く。「日本沈没」でそんな光景を描いたのは、高度経済成長の終盤だった。震災では「倒れるはずがない」とされた高速道路が実際に倒壊した。未来を先取りしたことに、ご本人が一番衝撃を受けたのではないか◆戦争中、10代の小松さんは防空監視で、毎晩のように満天の星を見て過ごしたという。繁栄の裏側に潜む危うさ。人間の慢心に対する批判的な感性は、そのころの夜空の下で培われたのかもしれない◆ヘビースモーカーで、洋酒に酔って葉巻を
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2011.07.29 Fri l メディアリテラシー l top
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