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2011/07/26
信じたくない。絶対にあってはならない。そんな悲しい出来事が相次いで起きた。ノルウェーの爆弾テロ・銃乱射事件と、中国の高速鉄道追突事故である。少年少女など多数の命が奪われた。理不尽としかいいようがない◆想像するだけで背筋が凍りつく。小さな島のキャンプ場に、警察官を装った男が現れた。若者たちを呼び集め、いきなり引き金を引いた。逃げる人にも容赦なく銃弾を浴びせかけた。身を隠した人も生きた心地がしなかっただろう◆首都オスロでは爆弾テロで首相官邸などが被害を受けた。死者も出ている。一連の事件は同じ容疑者の犯行とみられる。極右思想に影響されたようだが、爆弾製造法などを1500ページもの文書に記すなど、常軌を逸した執拗(しつよう)さだ◆中国の列車事故も耳を疑った。停車中の列車に後続列車が追突した。どちらもほぼ満員だった。6年前の尼崎JR脱線事故がどうしても頭をよぎり、胸がつぶれそうになる◆犯罪や事故の被害者には、加害者に対する「怒り」が宿る。阪神・淡路大震災などでグリーフ(悲嘆)ケアに取り組む高木慶子さんはそう指摘する。その「怒り」を関係者や周囲が受け止めることで癒やしにつながると◆二つの悲劇の現場には、怒りと悲嘆が渦巻いているに違いない。張り裂けそうな苦しみだろう。どんなに大きな出来事でも、犠牲になった一人一人に名前と顔があることを、決して忘れたくはない。

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2011.07.26 Tue l メディアリテラシー l top
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