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http://yamagata-np.jp/danwa/index.php?par1=20110726.inc

▼▽「あっ光っている、ホタルを見つけたぞ!」。先日、友人に教えてもらった山形市東部の山際に近い、田んぼ道に車を止めた。見頃は7月中旬ごろまでと聞いていたが、明滅する光景があちこちで見られた。思わず感嘆の声を上げた。

▼▽幼いころ、実家の前を流れる川にはホタルが飛び交っていた。手に取り部屋に放った。ふわふわと浮遊する温かな光に見とれていたのを覚えている。ごく普通の夜景だったが、いつのころからかめっきり少なくなった。水質の悪化、水辺の改変で魚や昆虫が生息できない環境となっていた。

▼▽そうしたことへの反省が各地での保護活動となり、着実に進展している。周辺の清掃や看板設置に励む団体、幼虫や餌となるカワニナを育てる小学校も多い。自然環境を教材にしてもらおうと、尾花沢市牛房野(ごぼうの)に開館した「ほたるの里郷土資料館」は生態を紹介するパネルを展示している。

▼▽ホタルの発光は“愛のシグナル”だと友人は話す。「短い命を精いっぱいに生きる姿ははかなくも悲しいが、たくましくも見える」。だが今季、神秘の光を盗む「ホタル泥棒」を目撃したという。美しい環境が光を守る。やわらかな光が私たちの心をつかむ。心ない人に怒りを禁じ得ない。

(2011/07/26付)
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2011.07.26 Tue l メディアリテラシー l top
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