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【編集日記】(7月25日付)

 光害とは、人工の光による公害のこと。星空を楽しむ天文ファンにとって、光はとても迷惑な存在になる▼大本は過度なネオンだ。どこよりも目立とうとして強烈な光を放ち、目がちかちかするほど点滅を繰り返す。その余分な光は、生態系に大きな影響を与えているという▼会津若松市出身の国立天文台情報センター広報室長の渡部潤一さんは著書「ヘール・ボップ彗星がやってくる」(誠文堂新光社)で記している。ふ化したウミガメは、海面から反射するわずかな光で海を知るそうだ。しかし海岸線の水銀灯の光と間違えて逆の方向に歩いてしまい、死んでしまうケースも出ている▼光でパートナーを見つける蛍が姿を消すのは水質悪化の問題だけではない。一晩中鳴き続けるセミが現れるのも、華美な屋外照明が影響しているという。もう14年前の著書だが、今だからこそ考えさせられることが多い▼「光害の防止・軽減は、それほど難しくない」と渡部さんは説く。街灯にかさをかぶせれば、60ワットの電球で100ワットと同じ路面照度が得られ、省エネにもなる。「一挙両得」の言葉に納得する▼「光が電気を使って生み出される貴重な資源であることを考えれば(光害防止は)ごく自然で当たり前のこと」とも記している。早めに部屋の電気を消して、星空に思いをはせる夏であってもいいだろう。
 
  福島民友新聞
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2011.07.25 Mon l メディアリテラシー l top
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