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正平調


2011/07/24


岩手県宮古市の浄土ケ浜を遊覧する観光船が、4カ月ぶりに運航を再開した。「これからも宮古の応援を」。女性ガイドのあいさつに乗船客から送られた拍手は、潮風のようにさわやかだった◆国の天然記念物に指定されるローソク岩や潮吹き穴などを40分で巡る。船の周りをウミネコが飛び交い、パンを差し出せば上手に食べる。昨年は10万人が乗船した◆3隻で運航していたが、うち2隻は東日本大震災による津波で流されて廃船になった。船長の坂本繁行さんが1隻を守った。団体客を降ろした直後に大震災に襲われた。潮が急激に引いたため、すぐに船を沖に出した。即席麺を食べてしのぎ、港に戻ったのは2日後だった◆沿岸部のマツは、葉が枯れて茶色くなってしまった。だが目を凝らすと、緑の新芽が出ている。「地震に襲われても自然はたくましく生き続けている。その姿を見てほしい」。船長の言葉は、復興の願いと重なる◆神戸市の松蔭高校は、20年以上前から修学旅行で東北を訪ねている。十和田湖や遠野を巡って、最後には田老から浄土ケ浜まで観光船に乗る。温かく迎えてくれた東北が被災し、教職員や生徒の有志でチャリティーバザーを開いた。収益金や募金など58万円を宮古の高校に送った◆当面は旅行先を変更するが、「いずれ東北に戻すよう検討したい」と同校。全国から訪ねる観光客が、被災地を笑顔でいっぱいにできればいい。
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2011.07.24 Sun l メディアリテラシー l top
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