上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.minyu-net.com/shasetsu/nikki/0724n.html

 【編集日記】(7月24日付)

 兵庫の友人を連れて、相馬野馬追を見に行ったことがある。文字通りの戦国絵巻が目の前で繰り広げられ友人は終始、感嘆、称賛の声を上げていた▼呼び物の神旗争奪戦や甲冑(かっちゅう)競馬が行われた南相馬市の雲雀ケ原祭場地の観客席では、友人の話し方、語調とは少し異なる関西弁が聞こえていた。この地方の観光として「全国区」であることをあらためて思った▼東日本大震災と原発事故で開催が危ぶまれたその相馬野馬追だが、当初の日程通り昨日から始まった。騎馬武者や三つの神社などを中心に準備を進めてきた。「一千有余年の歴史をここで絶やしてはならない」と▼被災し、避難を余儀なくされた武者や馬なども多数に上った中で、出陣式を迎えることができた。犠牲者への鎮魂と復興を祈願しての祭りとなった。総大将の頬を伝ったものが、今年のありようを象徴している▼例年通りの行事は望むべくもなく、出場した騎馬武者も昨年と比べると6分の1ほどの数となった。だが、ほら貝が響く中、胸に喪章を着けながら威風堂々と行進する武者たちの姿に、力を得た人は多かったろう▼「野馬追、今年もやっているようだな。頑張っている福島県の様子が目に浮かぶ」と兵庫の友人が話していた。武者たちは、苦境にあってもくじけない本県人の心意気を全国に知らしめてくれたようだ。
 
  福島民友新聞
関連記事
スポンサーサイト
2011.07.24 Sun l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。