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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110724ax

北斗星(7月24日付)
 暑いこの時季、決まって目に浮かぶ男鹿の光景がある。塩ゆでしたシタナミやニシガイをつまようじでほじくり、頬張りながら次の料理を待つ

▼何十年と変わらない地元居酒屋の夏の定番スタイルだ。この突き出し、いずれも岩場で比較的手軽に採れる小ぶりな巻き貝。ほろ苦い中に甘みもあって、ビールとの相性が良い。堅苦しい和名ではなく親しみを込めたローカル名で呼ばれる

▼夏のさかなはまだまだ続く。沿岸の海藻クロモは、塩もみしてお湯をかけると、ぬめりが出てプチプチした歯触りに。大根おろしや、酢じょうゆと混ぜて食べる。棒アナゴは軽く干し、素焼きしてぶつ切りに。ぱりぱりの皮と、脂が乗り骨のない身の食感は唯一無二といえる

▼滋味豊かなイガイも、今が旬の岩ガキやサザエも、全てが目の前の海からの贈り物。究極のトレーサビリティーと言ってもいいだろう。新鮮この上ない海の恵みを味わうたびに、豊かで美しい自然への感謝の念が湧いてくる

▼県南、県央部には、コメどころならではの夏のデザートが伝わる。すりつぶしたコメを煮て砂糖と酢で味付けし、キュウリや果物をトッピング。「こざきねり」や「あさづけ」「粉なます」などと呼ばれる。消化が良く、夏バテ対策としても食されてきた

▼終息を見通せない福島第1原発事故が、食の安全にも大きな危機感をもたらしていることは疑いようがない。出自明らか。完全な地産地消で育まれてきた伝統食の安全・安心が際立ってきた。

(2011/07/24 09:45 更新)
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2011.07.24 Sun l 未分類 l top
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