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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110719_01.htm

河北春秋 背番号「41」。大津波を耐え抜いたサッカーのユニホームがある。名取市閖上で被災した工藤博康さん(45)が所持していた。1カ月後、地区のシンボルである日和山で中3の娘さんが見つけた▼工藤さん宅は経営していた学習塾ごと流されたが、NPO法人の支援を受け仮設住宅で寺子屋を開講。小学生宮城選抜のFWとして活躍していた時のユニホームが再起の支えとなった

 ▼サッカーの女子W杯で、日本代表「なでしこジャパン」が米国を破って初優勝した。「被災地の思いを背負っていたからこそ、普段以上の力が出せた」。工藤さんの指摘はもっともだと思う▼後半に先制されても、延長で先行を許しても追いついた。相手のクリアボールをたたき込む、角度のない位置からねじ込む。肝胆を砕くような泥臭い攻撃で金字塔を打ち立てた

 ▼PK戦の前に組んだ円陣で監督、選手の表情には笑顔があった。どんなに辛酸をなめても、人には頬が緩む瞬間がやってくる。苦楽を共にした仲間がそれを後押しするのだと知る▼工藤さんは塾の合間に、女子を含めたサッカーの指導をしようと考えている。「『なでしこ』の選手たちが閖上に来てくれたらうれしい」。栄光の「41番」はその日を待つ。「不屈」の2文字を刻んで、被災地と女子サッカーがつながった。

2011年07月19日火曜日
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