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7月15日(金)(7/15 07:20)

 夏から秋にかけて河原や野山に愛らしい薄桃色の花を咲かせるナデシコは、万葉集で多くの歌に詠まれ、源氏物語や枕草子にも登場するなじみ深い草花だ。可憐(かれん)な花から愛するわが子と重ね合わせ、なでるように大切にする子という意味でナデシコと名付けたともいわれる

▼正しくはカワラナデシコという。ただしすてきな別名がある。カラナデシコ(セキチク)という中国産に対し、ヤマトナデシコの名が付けられた。清楚(せいそ)で凜(りん)とした花の印象から、転じて日本女性のことを大和撫子(やまとなでしこ)の美称で呼ぶようになった。その大和撫子がドイツのピッチを駆けめぐり、内外のサッカーファンをうならせている

▼サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の「なでしこジャパン」の快進撃はとどまるところを知らない。強豪の欧州勢を連破し、ついに決勝進出を決めた。準決勝のスウェーデン戦は10センチの身長差をものともせず、激しく競り合い、相手の出足を封じた

▼これまで「なでしこ」といえば、必死に動き回っても最後にはパワーで勝る欧米勢に押し切られる試合が多かった。それがどうだ。今大会、対戦相手の監督さえ、納得させてしまう強さを見せているではないか

▼スウェーデンのテレビ局は「決勝に出る資格は完全に日本にある」と完敗を認めたという。実に痛快だ。ひたむきな「なでしこ」は、精神的な支柱の沢穂希選手を中心にたくましさも身に付けていったようだ

▼東日本大震災後、久々の明るい話題で被災地にも歓声が響いたのではないか。ナデシコの花言葉の一つは「快活」だそうだ。決勝は最強米国が相手だが、快活に戦えばチャンスは十分。列島に「なでしこ」の花咲かせて。



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2011.07.15 Fri l メディアリテラシー l top
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