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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110714_01.htm

河北春秋 3世紀の日本を記録した『魏志倭人伝』に「倭人は長寿で80年から100年も生きる」という記述がある。邪馬台国(やまたいこく)の女王卑弥呼(ひみこ)もかなり長生きしたらしい▼倭人伝には長寿食が出てくる。それを根拠に食文化史研究家の永山久夫さんは「卑弥呼の美しさは、少しも衰えなかったのでは」と想像している(吉川弘文館『本郷』7月号)

 ▼その長寿食とは、生で食べる魚肉の刺し身、野菜や薬草のスープ、野菜の煮物などだ。現在に続く健康的な和食の原点のようなものだろう。永山さんは「美容と長寿の源」と言っている▼農水省が日本食を世界無形文化遺産に申請するという。美しい食器や食の作法も含めた食文化としての登録を目指している。早速、有識者を集めた最初の検討会議を開いた。この種の対応は起動が素早い

 ▼同じ農水省の管轄。こちらはどうだろうか。南相馬市の農家が出荷した肉牛から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された。加工肉は各地に流通し、一部は既に消費されていた。農家の責任よりも国の対策の不備を問いたい▼世界遺産申請には、原発事故で揺らいだ日本の農産物の信頼回復の狙いがあるという。それもいいが、まずは身近な食の安全を取り戻すことが先だ。でなければ卑弥呼の古代から歴史書に記された日本食が泣く。

2011年07月14日木曜日
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2011.07.14 Thu l メディアリテラシー l top
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