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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110710_01.htm

河北春秋 地震で散乱した本の中に『天体と気象』という子ども向けポケット図鑑を見つけた。奥付に1970年発行とある。小学生時代に手に入れた物か、懐かしい再会だった▼70年といえば大阪万博の年。アポロ11号が月から持ち帰った岩石が展示され日本中が沸いた。あれから40年余、月の石どころかビッグバンだブラックホールだと、宇宙の謎が次々とつまびらかになる「光速」ぶりにあらためて驚いてしまう

 ▼天文学が飛躍的に発展したのは、81年に登場した有人宇宙船スペースシャトルのおかげだ。シャトルが地球周回軌道に乗せた「ハッブル宇宙望遠鏡」がなければ現在の宇宙モデルは導けなかった▼そのシャトル計画が30年の歴史に幕を下ろす。きのう135回目の打ち上げとなった「アトランティス」が最終便だ。米の宇宙政策は今度は火星に向くという

 ▼だが、これほどの科学力をもってしてもいまだに解明できないのが私たちの暮らす「地べた」のこと。地震学者の今村明恒が発生周期から関東大震災を予測したのは1905年だが、100年たっても確たる地震予知は実現していない▼「風とお客は夜とまる」。図鑑にあったことわざだ。気温が下がる夜は上昇気流が収まり、風がやむという。地震がユーモア交じりの格言で表現できる日はいつだろう。

2011年07月10日日曜日
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