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【編集日記】(7月8日付)

 「東北が一番ひどい目に遭った。天に対する怒りを感じる」。梅原猛さんが、瀬戸内寂聴さんと行った対談「生ききる。」(角川学芸出版)の中で述べている▼日本の政治状況にも言及して「腐りきっている、政治に思想がない」と批判。東京都知事が東日本大震災を「天罰」と発言したことについては「『天罰が自分を含めた政治家に当たらなかったのは間違い』と言うべきだった」と述べている▼寂聴さんは震災を「作家の想像力も追いつかない悲惨さ」と指摘。「幸いにして災害に遭わなかった私たちは避難した人たちの苦しさを想像しなけりゃいけない。想像力は相手の哀(かな)しさを思いやる心。想像力がなければ人間じゃない」とも▼政治が担うべきは、この国と国民の未来のはず。だが、震災発生から4カ月になろうとしているのに福島第1原発事故への対応が復旧、復興を阻み、再建への歩みは遅々として進まない▼政権は九州電力玄海原発の再稼働でも迷走を続けて混乱を重ねている。政治の想像力が被災者たちの苦しみや悲しみに及んでいないからだろう。失望の政治がいつまで繰り返されるのか▼原発を「現代人の欲望の産物」とも言い切る梅原さんは「傲慢(ごうまん)の文明を反省して自然の恐(こわ)さを知り、自然の恩恵に感謝する文明の創造」を提言する。「希望の政治」の創造も求められている。
 
  福島民友新聞
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2011.07.08 Fri l メディアリテラシー l top
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