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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110705ax

北斗星(7月5日付)
 アジサイが重たげに咲いている。梅雨時を代表する花だが、控えめなたたずまいだ。近所の家庭菜園を垣根越しにのぞくと、ナスは紫、トマト、キュウリは黄色の花を付けている

▼目立たない小さな花だが、いずれ実になり、日々の食卓を彩ってくれる。本県の夏野菜が本格的な収穫期を迎えるのはもう少し先。スーパーなどの店頭に現在並んでいるのは、まだ県外産の野菜が多い

▼福島第1原発事故は収束に向けた懸命の取り組みが続いている。一方で放出された放射性物質による汚染への心配は尽きない。原発から近い産地の野菜を手にする時、一抹の不安が頭をよぎる。健康への影響については専門家といわれる人の意見も一様ではないのだ

▼茶葉のように、思いがけない遠隔地の農作物から基準値を超える放射性物質が検出されることもある。さらに最近よく耳にするホットスポットという言葉も不安をかき立てる。放射線量が周囲と比べて局地的に高い地点のこと。これまでの調査の遅れが浮き彫りになったように思えるのだ

▼検査で基準値を超えた農作物は出荷制限を受けている。だから、出荷されているものは問題ないと信じたい。根拠のない風評を否定しつつ、不安を拭い切れない消費者の心は揺れ動く

▼その根本には政府への不信がある。大切な情報はいつも後出し。松本龍復興相の言動も拍車を掛けた。東北の地名に不案内なことを「九州の人間だから…」と冗談めかして話す神経には何をか言わんやである。

(2011/07/05 08:58 更新)
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2011.07.05 Tue l メディアリテラシー l top
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