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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004233952.shtml

正平調
2011/07/03
宮城県石巻市の十三浜は、地名が示すように13の小さな浜が点在する。沿岸部が複雑に入り組む典型的なリアス式海岸だ◆貝や海草の養殖で知られ、なかでもワカメは有名である。「北上川が運ぶ豊かな有機物で育ち、外海の荒波にもまれる。だから歯ごたえがよく、おいしい」と、生産者は胸を張る◆東日本大震災があったのは収穫期の直前だった。養殖が最も盛んな大指(おおざし)では、30軒余の民家の4割が津波にのまれた。70隻あった漁船も、9隻しか残っていない。さらに、満潮時は港が海に沈むほど地盤沈下し、漁業への影響は深刻だ◆大指の被災者はやっと仮設住宅に移ったが、漁港の改修や養殖再開のめどは立っていない。「家も船も失い、もうやめようかと思った。でも、10代、20代の若手が『続ける』と決心し、ワシらが諦めるわけにいかない」と中年の漁業者が言う◆そんな人たちを支える動きもある。大津英樹さんは、十三浜産のワカメを予約販売し、一部を漁業者支援に充てる「わかめサポーター制度」を始めた。淡路産の魚や野菜を使う和食店を東京で営む。阪神・淡路大震災で何重もの苦しみにあえいだ漁業者を知るだけに「じっとしておれなかった」◆今回の大震災による水産業被害は分かっただけでも1兆円を超える。漁港の集約や民間業者の参入など、さまざまな復興案が出ている。漁を続けると決めた若者たちの意気に応える復興にしないと。

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2011.07.04 Mon l メディアリテラシー l top
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