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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110702_02.htm

河北春秋 震災以来、何度か心をよぎった短歌がある。昨年3月に亡くなった竹山広さんの〈居合はせし居合はせざりしことつひに天運にして居合はせし人よ〉▼災害を免れた人は単に偶然であって被災は決してひとごとではない―そんな意味だ。竹山さんは長崎の原爆で兄を失い、自らも被爆している。一首は阪神大震災の折の作だが、被爆体験と二重写しとなって痛切に響く

 ▼今度の震災で大勢のボランティアがいち早く被災地に駆け付けたのは、誰もが被災を「わがこと」と感じたからだろう。震災からまもなく4カ月。被災地を元気づける力強い応援が全国からなお続く▼現場に行かなくても、遠くにいてできる支援も広がる。気仙沼などの水産業者らが始めた復興ファンドは、寄付と出資を組み合わせ、事業再興後に商品や配当を受け取る。ネットを通じて、出資が相次いでいるそうだ

 ▼東京のあるデパートは「東日本応援ギフト」として、被災地の特産品をお中元カタログに掲載すると、注文が殺到した。他の被災地関連商品も売り上げが大きく伸びているという▼「最も深い感謝の念をどう表現しますか」「多分、無言でしょうね」。詩人の谷川俊太郎さんと吉増剛造さんの対談にあった。表現し尽くせぬ故の「無言の感謝」だが、被災地から全国の皆さんに贈りたい。

2011年07月02日土曜日
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