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http://www.sakigake.jp/p/column/hokuto.jsp?kc=20110629ax

北斗星(6月29日付)
 やはり、と言うべきだろう。東日本大震災で激減していた観光客が、増加に転じているという。26日に世界文化遺産への登録が決まった岩手県の「平泉」のことだ

▼観光客が増え始めたのは登録が確実になった先月下旬からで、「地元岩手だけでなく近県ナンバーの車も目立つ」と平泉観光協会。世界遺産の持つブランド力と、震災復興への希望の光という位置付けが東北人の琴線に触れたのだろうか

▼今後さらに観光客の増加が見込まれるため、同県や宮城県の観光地も熱い視線を送る。というのも、地元平泉町の宿泊施設の収容能力は500人にも満たないからだ。中尊寺の金色堂や毛越寺の浄土庭園を回った宿泊客の受け皿として、第2の訪問地を積極的にアピールしている

▼さて本県は。平泉の根幹をなす浄土思想のルーツであることは確か。平泉を治めた奥州藤原氏の初代・清衡(きよひら)が、横手盆地で繰り広げた骨肉相食(は)む「後三年の合戦」での凄惨(せいさん)な実体験から、争いも苦痛もない理想郷をこの地に築いたとされる

▼研究者レベルでは知られた平泉と横手の関係だが、広がりは薄い。そこで、横手市は研究部門と観光部門による庁内プロジェクトチームの立ち上げを決めた。平泉の歴史的、文化的価値を深める立場を前面に打ち出しながら誘客を図るという

▼平泉から北上経由で高速道なら1時間強、鉄路なら2時間弱の距離。本県観光の新たな玄関口として期待される古戦場もまた、時空を超えて旬を迎えつつあるようだ。

(2011/06/29 09:36 更新)
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2011.06.29 Wed l メディアリテラシー l top
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