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正平調
2011/06/28
東日本大震災のチャリティーイベントや被災地の行事で、唱歌の「ふるさと」がよく歌われる。〈兎(うさぎ)追いしかの山 小鮒(こぶな)釣りしかの川〉。自然豊かな山村のイメージは、確かに東北に似つかわしい◆誰もが住み続けたい、美しいふるさと。そこを離れていった人の思いをこの歌はつづっている。〈いかにいます父(ちち)母(はは) つつがなしや友垣〉〈志を果たして いつの日にか帰らん〉◆かつての山村は進学先も就職先も少なく、志を抱く若者は両親や友人に別れを告げ、都会へと旅立った。それが過疎化や高齢化を招き、ふるさとは急速にさびれていった◆昭和30年代から40年代にかけて、東北から大量の人口が関東に流出し、高度成長の原動力となる。やがて東北に新幹線や高速道路が整備されたが、背景には、若者の働く場を増やしたいという強い思いがあった。福島県が力を入れた原発誘致にも、同じことが言える◆しかし大型事業の誘致を重ねても、過疎化や高齢化の流れに歯止めがかかるわけではない。ふるさとを自ら立て直そうと志す人が増えてこそ、希望につながる◆政府の復興構想会議は東北の豊かな自然に着目し、太陽光や風水力など再生可能エネルギーの活用を提言する。〈山は青きふるさと 水は清きふるさと〉を守って、エネルギーも働く場もつくり出す。そんな大きな志を、東北の人たちにぜひ果たしてほしい。私たちにとっても地域再生の模範となる。

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