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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110628_01.htm

河北春秋 災害からの復興には多様な道筋がある。7年前の新潟県中越地震の後、誕生した中越復興市民会議が「物語復興」という手法をホームページで紹介している▼カリフォルニア州サンタクルーズが20年ほど前、大地震に襲われた際の方法だ。行政、学者、住民が復興委員会を組織し「子どもたちが住む50年後の町を考えよう」と、10日間、自由に語り合った

 ▼その結果、生まれたのが物語のような文章と挿絵からなる復興計画案。キーワードは「町をリビングルームに」だった。これに基づいて、住民の夢を詳細に図面化するのは、後は専門家の仕事だ▼政府の復興対策本部が昨日、設置された。震災から3カ月半を経て、先週、ようやく答申された復興構想会議の提言を、具体化していく。重要なのは地域の意向にどれだけ耳を傾けられるかだろう

 ▼「リーダーの資質によって失敗の危険性は3倍違ってくる」と、これは失敗学の法則。原発事故調査・検証委員会の委員長を務める東京大名誉教授の畑村洋太郎さんが著書で指摘している▼遅すぎる震災対応は失敗学の好個の研究対象になろう―と皮肉の一つも言いたくなるが、失敗は進歩の種に転換ができる。被災地の住民が物語を描けるような計画を速度を上げて進められるか。トップの資質は、至る所で試される。

2011年06月28日火曜日

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