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 新人のころである。農家の火災現場に駆け付けた。騒然とする中で、早くもご近所が炊き出しを始めたのには驚いた。消防や記者にまでおにぎりが回される。「まずは腹ごしらえで助け合い」という地域の結束を感じた
▼エッセイストの石田千さんは福島県生まれで、親類に農家が多い。東京暮らしだが、コメは買わずともたっぷりある。「3・11」当日、揺れが収まってすぐにしたことは「めし炊き」だった。それを握って町内に配った
▼「ひと月ほどしのげるコメがあったから、買い占め騒動にあおられなかった」「コメさえあれば何とかなる。そう口にする人もたくさんいた」と「望星」7月号で回想している。非常時に発揮されるコメの底力か
▼しばらく前の日本農業新聞にこんな調査結果が載った。ご飯に限らないが、朝食を毎日取る「朝食系」は、時間を守る誠実さがあり、仕事もプライベートも充実している。これは男女ともに恋人に求める条件と一致する-。調査会社のコメントは「もてるのは朝食系だ」
▼今さらもてたいと思っているわけではないが、朝食は欠かさない。ご飯である。パンのときもあるが素材は米粉。昼は定食、夜はコメの液体で疲れを癒す
▼輸入小麦の価格が昨秋より18%も高騰している。こんな事態でも「国産米がある」という安心感は大きい。自給態勢を守るには、日頃から「食べ支える」ことだろう。東海大教授の片岡正実さんが「飯米救国」を掲げ、「あなたのもう一杯が日本を救う」と呼び掛けている。同感の印にみんなで「おかわり」を。
新潟日報2011年6月26日
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2011.06.26 Sun l メディアリテラシー l top
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