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http://www.at-s.com/news/detail/100040324.html

6月26日(日)(6/26 07:26)

 大震災後は誰もが考えさせられている。これから何をすればいいのか、どう生きていくべきか…そんな状況も踏まえてだろう、地震や原発関連本が矢継ぎ早に刊行され、書店の棚を広く占めている

▼中で「復興の精神」(新潮新書)は手に取りたい。もう少しじっくり話を聞いてみたい、読んでみたいという編集者の素直な問い掛けに9氏が答えている。脳科学者の茂木健一郎、サラリーマンから出家して恐山院代を務める南直哉、終末期医療に取り組む大井玄

▼そして作家の瀬戸内寂聴、曽野綾子氏らが発災時の自身の立場を振り返りつつ、真っ正面から「精神の復興需要が起きる」「人は悪いことから学ぶ」「どん底は続かない」「変化を恐れるな」「無用な不安はお捨てなさい」と杖[つえ]を授けている

▼団塊の世代の作家橋本治氏は本州の3分の1にも及ぶ太平洋岸の惨状、収束も見えない原発事故を捉え、かつての復興に比べてより困難な「第二の戦後が、突然やって来た」「もう一度本当に日本の国のあり方を考え直したい」

▼「人生は問いではなく複雑な答え」と説き続ける解剖学者の養老孟司氏は「私たちは常にワーストとベストの中間で選択しなくてはならない。でも、それは人生でも同じこと」と。山内昌之氏は歴史学の立場から「復旧復興のリーダーシップは国家の再建を担う公欲、天下の利益を図る大利に立ちたい」

▼青春さなかの戦争という重い荷物を整理し続ける作家の阿川弘之氏は「大丈夫、必ず復興しますよ」と強く呼び掛ける。ただ「平和は素晴らしいと言っていれば平和に暮らせる、そういう甘ったれた夢から戦後66年ぶりに、もう眼をさましてもいい頃」と釘[くぎ]を刺しながら。



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2011.06.26 Sun l メディアリテラシー l top
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