FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110626_01.htm

河北春秋 ラグビーでは試合終了のことをノーサイドという。戦いが終われば敵も味方もないという意味だが、この言葉を大事に使っているのは日本だけらしい▼本紙夕刊に以前掲載されていた村上晃一さんのコラム「ノーサイド論」では「古いルール用語で、世界では忘れられつつあるが日本では精神性を持った」と説明されている。この国の人の琴線に触れる言葉なのだろう

 ▼社会人ラグビーの秋田ノーザンブレッツが先日、東日本大震災で被災した釜石市の釜石シーウェイブスを招き、男鹿市でチャリティーマッチを行った。釜石はライバルだが、試合を離れれば仲間でもある。窮状は放っておけない▼試合用のパンフレットに象徴的な写真が載っていた。3月21日、秋田が釜石で炊き出しをした後、両チームの選手らが集まって撮った1枚。笑顔があれば厳しい表情もある。当時の状況にノーサイドの心が重なって写し出されている

 ▼試合の方は釜石の圧勝。真夏のような日差しの下、どちらも懸命にプレーしたから、それで良い。それより試合後の両チーム主将のあいさつは「共に頑張る」。期せずして一致した▼スポーツの世界では、目指すのは当然、勝利。だが、それが全てではない。まず相手を認めること。そんなスポーツの原点を思い起こさせる試合でもあった。

2011年06月26日日曜日
関連記事
スポンサーサイト
2011.06.26 Sun l メディアリテラシー l top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。