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【編集日記】(6月25日付)

 食中毒の菌は目に見えない点では放射性物質と似ているが、消毒や加熱などの対策を取れば大丈夫。それなのに、北陸や神奈川県などでチェーン展開している焼き肉店で、集団食中毒事件が発生してしまった▼子どもを含む4人が尊い命を亡くし、160人を超える発症者を出した。もう2カ月近くたつが、まだ捜査中で責任の所在は不明のまま▼集団食中毒が発生した焼き肉店の各店で、汚染の恐れのある肉の表面を削り取る「トリミング」という処理をしていれば避けられたとみられるというのだから残念でならない▼人の口に入る物を扱う人たちには、人の命はもちろんのこと、動物など全ての「生」を尊ぶ心が何より大切ではないか。その心が感じられないのでは「食」を任すことはできない▼大震災、原発事故で客足が鈍った中での食中毒事件で、焼き肉店は追い打ちをかけられてはいないかと心配すると、知人は「事件があった後だからこそ絶対に自信のある肉を出すはず」と。「なるほど」と思わず膝を打ち焼き肉店に入った。まずまずの客の入りに一安心する▼食中毒事件の発生直後、原発事故で避難せざるを得ない県内の畜産農家は、大切に育てた家畜を手放さなくてはならない事態に追い込まれた。「ごめんね」と牛の体をさすりながら涙する生産者の姿に全ての命の大切さを思う。
 
  福島民友新聞
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2011.06.25 Sat l メディアリテラシー l top
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