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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110623_01.htm

河北春秋 これから旬を迎えるホヤ。津波の被害で今年は品薄で値段も高い。例年ならスーパーの鮮魚売り場で1個100円ほどで安売りしていた▼南三陸の浜をルポした本社刊『うおッチング』によると、小売価格が100円なら漁師が売り渡す浜値は20円。著者の一人、結城登美雄さんは「だめだあ、安くて。もう、やめたいわ」という嘆きを聞いている

 ▼では、何円ならやっていけるのか。漁師に聞けば「んだな、24円か」と言う。たった4円の違いだ。ならば1個たった4円を食べる側の消費者が何とかできないか。結城さんはそう考えを巡らす▼一口に漁業と言っても、大規模な遠洋漁業から自給的な小規模漁業まで姿は多様だが、大半は小型船を操る小さな漁業、零細漁業だ。それが日本の漁業を支えている。私たちの食卓を豊かに彩っている

 ▼震災から百か日が過ぎて、浜では気持ちの上でもようやく復興へと動きだした。行政に必要なのは、現場の考えを丁寧に汲(く)んだ上で、復興を応援することだ。宮城県が打ち出した特区構想にそれが足りているか▼<海に出る生命を賭けて漁をして政府は不漁の保証はしない>吉田秋陽。そうした境遇を生きて、しかも今や「ワーキングプア」とさえ呼ばれる漁業だ。消費者も主体的に関わって支える仕組みが、やはり必要だ。

2011年06月23日木曜日
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