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http://www.kobe-np.co.jp/seihei/0004164143.shtml

正平調
2011/06/12
梅雨になると、この人のことが気になる。銀座の東京支社近くの路上で、雑誌「ビッグイシュー」を売る男性だ。60代か。「雨さえ降らなければ」と嘆いているだろう◆ちょうど20年前、同誌はロンドンで生まれた。ホームレスに販売の仕事を提供して、自活を支える。雑誌はアフリカの国々や豪州などに広がり、2003年には日本版も創刊されている◆創刊メンバーの1人、佐野未来(みく)さんは言う。「ホームレスの人たちは仕事をしたがっている。その思いが自立につながれば」。当時は佐野さん自身が英会話講師の仕事を失い、とてもひとごとではなかった◆300円の雑誌を1部売れば160円が販売者の収入になる。兵庫でも三宮周辺など神戸市内や阪神間の駅前などで売られている。これまでに1180人が販売者登録し、146人が販売収入を元に住まいや新たな仕事を見つけた◆昨年夏の調査では東京での販売者の平均年齢が2年前の56歳から45歳に下がった。リーマン・ショック後の不況で仕事を失った若年が増えたためとみられる。改善の兆しが出てきた直後の東日本大震災で、雇用は一段と厳しさを増す◆ビッグイシューは基金を設けて、生活自立や就業の支援もする。家族や友人とのつながりを失えば、希望すらなくしてしまう。「そうなる前の支えが必要」と佐野さん。人をホームレスにしない仕組みは、誰にとっても住みよい社会につながる。

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2011.06.12 Sun l メディアリテラシー l top
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