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正平調
2011/06/11
セルバンテスの小説の中で、主人公ドン・キホーテが多数の風車を巨人と思い込んで突撃する場面がある。舞台となったスペインにはいま、小説さながらの巨大な風車が林立する◆スペインは、風力や太陽光発電など再生可能エネルギーの先進国だ。国内発電量の3割強を占める。中でも風力発電は最大の電力源だ。近隣国への電力輸出も好調で、「ワインと同じくらい重要な輸出産業になっている」と経済専門誌が紹介している◆米国や中国でも風力やバイオマス(生物資源)エネルギーが急速に伸びている。日本も以前は太陽光発電の導入量が世界1位だったが、いつの間にかドイツやスペインに抜かれた◆再生可能エネルギーは、国の積極的な政策抜きには増えない。コストや発電能力の不安定さを理由に思考停止している間に、世界は変化していた。東日本大震災の後、日本政府も自然エネルギーの拡大方針を示したものの、政権の迷走で実現はおぼつかない◆一方で、ソフトバンクの孫正義社長が関西広域連合などと組んで太陽光発電事業への参入を決めた。淡路島では大阪ガスの子会社が太陽光発電設備を貸し出すサービスを始めた。政府がだめなら民間に期待するしかない◆関西電力が企業や家庭に自主的な節電を求めた。停止中の原発の再稼働が難しいためだ。節電がエネルギー政策の転換につながるか。暮らし方を見直せば、社会が変わるかもしれない。

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2011.06.11 Sat l メディアリテラシー l top
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