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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110611_01.htm

河北春秋 がれきの中から立ち上がった足音が、かなり力強さを増してきた。東日本大震災からきょうで3カ月。各地に仮設住宅が建設され、三陸の海では、一部でカキやワカメの養殖が再開された▼国や自治体の復興計画策定も進む。自然エネルギー活用や、海沿いから高台への住宅移転などが盛り込まれそうだが、計画に被災者一人一人が抱える事情を反映させるのは難しい

 ▼福島県沿岸部。家が流された場所は以前よりも海が近くに迫っており、波音が怖いほど。それでも、持ち主の男性は小屋みたいなものでもいいから、そこに建てて庭いじりをしたいのだという▼家族が亡くなったり行方不明になったりした人たちの場合は、いつになったら気持ちの整理ができて復興のスタートラインに立てるか分からない。一日一日、懸命に生きていくしかない

 ▼「復興とは『ここは本当はいい所』と思う人々の心の物差しを中心に据え、もう一度暮らしの場所を取り戻す共同作業を言うのではないか」。民俗研究家の結城登美雄さんは、本紙でそう指摘した▼政治はともかく、多くの市民がそのように個人を尊重しながら手を差し伸べる支援をしてきたように見える。市民との心の通った共同作業。被災者は自分の気持ちと向き合いながら各自のペースで進んでいくことができる。

2011年06月11日土曜日
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