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あぶくま抄(6月11日) 
 原発事故の放射線量の数値に驚く日々が続く。きょうで事故から3カ月が過ぎたが、数値を減らす根本的な解決策は国からも示されない。「見えない」ことが恐怖心をあおる。風評被害も深刻だ。
 熊本県水俣市で昭和31(1956)年、世界最大の水銀公害が発生した。水俣湾は「死の海」と化す。ところが27年後に海底で、猛毒の有機水銀を無害な物質に分解している細菌が発見される。知らないうちに突然変異した菌が黙々と水銀の掃除をしていた。自然の浄化システムの神秘に科学者までも驚く。
 アニメ映画「風の谷のナウシカ」は、細菌の存在を知った監督の宮崎駿さんが原作を書いた。「腐海」という毒を出し続ける森が一つの舞台だ。人間は毒におびえながら生活するが、実は腐海こそが地球を浄化していた。主人公は、森の地下に水も空気も澄んだ世界が広がっていることを発見する。
 熊本県は41年後に湾の安全宣言を出した。原発事故収束に向けて人類の英知を結集する必要がある。それでも、全ての解決には人知では及ばない力が必要なのかもしれない。ナウシカの映画の中で長老は言う。「水と風は百年かけて森をつくる」

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2011.06.11 Sat l メディアリテラシー l top
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