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http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20110610_01.htm

河北春秋 北半球では、日時計の影は右へ右へと進む。これに倣って、時計の針は右回りになった。きょうは時の記念日。夏至も近づき、影は短く濃くなる▼時計ほど正確ではないが、太陽は時の経過を優しく教える。日の出とともに起き、日の入りとともに寝る。人間は長い間、お天道様の動きに合わせて暮らしてきた。だが今、生活のリズムを刻むのは電子表示だ

 ▼田村市にある「おおたかどや山標準電波送信所」。原子が発する電磁波を利用して、より精密に時を知らせる。最近はデータを電波で受け、自動的に時間合わせする時計の愛用者が増えている▼送信所は福島第1原発事故の警戒区域にあり、現在は無人。落雷で送信が止まるたびに防護服を着た職員が現地に入り、復旧作業に当たる。長時間停止すれば、受け手の時間調整に支障を来す

 ▼東京都庁が今週から、サマータイムを導入した。始業時間を30分~1時間繰り上げ退庁時間を早くした。涼しいうちに出勤し、暗くなる前に仕事を終え、冷房や照明を節約する▼宇宙の摂理から遠く離れ、一分一秒を争う現代ニッポン。その極致にある電波時計が、同じように科学技術の粋を集めた原発の暴走で乱調の危機にさらされる。解決策は時計の針を繰り上げるより、皆がエコを実践していたあの時代に戻すことか。

2011年06月10日金曜日
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2011.06.10 Fri l メディアリテラシー l top
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